病院の選定
わたしは子宮がん検査から入院&手術まで、合計3か所の病院にかかってきました。
何を基準に病院を選んだか?参考になるか分かりませんが、この記事にまとめたいと思います。
1.子宮がん検査
職場からの通いやすさで決定。
2.追加検査(コルポやMRI)
検査した病院からの紹介で決定。
3.入院・手術
自分の希望で決定。以下を調べて決めました。
(1)手術例数
(2)自宅から近い
(3)口コミ評価
(4)院内の雰囲気や印象
検査段階の病院はあまり考えずに選びましたが『3.入院・手術』の病院についてはたくさん下調べしました。最終的に、A病院の先生に提案されたところではなく、自分で選んだ病院にしました。下で詳しく説明しますね。
(1)手術例数
子宮がんの手術例数が多い病院を探しました。専門性がある方が良いと考えたからです。まず厚生労働省のホームページで”診療連携拠点病院”を調べ、候補を3か所に絞りました。(診療連携拠点病院とは国が指定したがんの医療機関のことです。)
そして、絞った3か所の病院の子宮”頸がん”の手術例数を比較しました。体がんばかり手術例数が多くて、頸がんが少なかったら不安になるので”頸がん”の実績をチェックしました。病院のホームページに載っていたかと思います。医師の人数と専門分野、認定・専門医も確認しました。
(2)自宅から近い
手術後も定期検査があるので、自宅から通える範囲に病院があるのも重要と考えました。公共交通機関で通えることも選定基準のひとつになりました。私は自動車免許をもっていないので。。
この基準で病院は3か所→2か所に絞り込めました!
(3)口コミ評価
口コミ評価も参考にしました。絞った2か所の病院のGoogleMapsの口コミを読み漁りました!!
特に入院や手術をした方の口コミ内容を熟読しました。先生や看護師さんの対応、医療設備についてを確認したり、あとはGoogleMapsに載っている写真を見て、病院の清潔感や雰囲気も確認しました。(暗い雰囲気の病院に入院するのは嫌だったので。笑)
そして、この段階で希望の病院を絞り込むことができました。
(4)院内の雰囲気や印象
この先ずっと通う病院になるのですから、そこで働く方の印象や院内の雰囲気も大事だと思います。
初回の受診の段階で「絶対ここで手術を受けたい!」と思ったのを覚えています。看護師や受付スタッフの対応が本当に親切で、担当医師の人柄も良かったからです。GoogleMapsの写真のとおり院内も明るく清潔感があり、しかも広いコンビニやスタバもあり(笑)、「ここに入院したら明るい気持ちで入院生活を送れるかも!」と入院生活に少しワクワクすらしていました...!
以上の基準で入院先の病院を選びました。
実際、良い病院・良い先生に巡り合えたと思います。手術も入院期間中も病院に対する不満は全くなく、ストレスフリーで過ごせました。
自分で納得して決めた病院だったということがきっと大きいのかな。
もし、これから病院を選ぶ方がいらっしゃったら、たくさん調べて、たくさん迷って、そのうえで自分で決断することをおすすめします。今回の私の経験がみなさんの参考になれば嬉しいです^^
癌宣告
10月11日、わたしは医者から癌の宣告をうけました。
8月の子宮頸癌がん検査から約3か月。
3月:健康診断の婦人科検診でD判定
8月:不正出血があり婦人科受診。再検査。
9月:大きな病院(A病院)で追加検査。
10月:更に追加検査。そして癌宣告。
9月の追加検査の結果が悪かったのか突然病院から電話があり、さらに追加検査を受けることになりました。「朝一で受診してほしいので外来受付時間の15分前くらいに来てください」とのこと。その時間なら病院の門が空いていると。
今度はコルポ!病院から突然の電話。 - アラサーの子宮頸がん闘病記録
10/10(火)朝、まだ受付がはじまっていないA病院に入り、受付辺りにいた病院の方に事情を説明して、血液検査とMRIを受けました。検査は午前中に終わりましたが仕事は全休にしました。
その日の夜はずっと不安でしたね。
「きっと今日の追加検査は転移を調べるためだろうな。わたしは明日きっと癌宣告をされる。早期発見じゃなかったらどうしよう。」そんなことを考えて夜を過ごしました。
子宮頸がんのステージやその治療内容についてもたくさん調べました。
10/11(水)、検査結果は主人と一緒に聞きに行きました。
- コルポの結果は悪性。
- 病名は”子宮頸部腺癌”
- MRI検査と血液検査の結果、転移はみられない。
覚悟はできていたので冷静に先生のお話が聞けました。
主人のおかげでもあります。
わたしはいろいろ考えすぎてしまう性格なんですね(HSPってやつです)。反対に主人は楽観的でおおらかな性格なので、わたしが不安を口にするたび「大丈夫」「きっと早期だよ」「治るよ」と何度も前向きな言葉をくれました。不安や心配でいっぱいだったわたしは主人の言葉に救われました。主人のおかげで悲観的にならず冷静に、自身が癌であるということを受け入れることができたんです。
宣告後、ガイドラインに沿った治療方法を聞き、入院先の病院に紹介状を書いてもらい、その日は終了です。A病院に来るのはこの日が最後。
「少しでも長生きしてくださいね。」と先生が別れ際に言ってくださったのは忘れられません。
入院先の選定や今後の治療方法については次回以降に書きます^^
2024年になりました。これからもマイペースにブログを書いていきます。このブログがいつか誰かの役に立てば嬉しいです。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今度はコルポ!病院から突然の電話。
9月初旬、先生と看護師さんのバトルをカーテン越しに聞きながら子宮頸がんの検査を受けました。
検査!医師と看護師のバトル勃発! - アラサーの子宮頸がん闘病記録
検査結果を聞きにA病院へ行ったのは9/27。
結果は”ASC-H”でした。
いまいちピンときませんでしたが「癌かどうかは微妙だけど放っておけないという判断」らしいです。
ということで追加検査をするとのこと。
9/27その日にコルポスコピーを受けました。
コルポは痛いよとのネット情報にビクビクしていましたが、わたしはそんなに痛みを感じませんでした。(やっぱりお股を広げる器具の方が痛かった。)
コルポの結果も2週間ほどかかるとのことで、10/11に予約をとりました。
検査結果を待つこの2週間が凄く長いなーと思ったのを覚えてます。早く知りたいという気持ちもありましたが、この2週間で進行してしまうのではないか。高度異形成だったものが癌になってしまうのではないか。その不安の気持ちが強かった。
でも待つしかできないんですよね。。(;_:)
そんなことを考えながら過ごしていたある日、仕事中に知らない番号から電話がきます。10/6(金)の夕方。A病院の先生からでした。
「コルポの検査結果が出ました。病名は電話では言えないです。でも、追加でMRI検査と血液検査を受けて欲しい。なるべく早く。いつなら来れますか。」
癌なのだとすぐに悟りました。
なんとも言えない感情になりましたね。悲しい?それとも違った気がします。でもわりと冷静に話を進める自分がいたのを覚えてます。
「いつでも大丈夫です。予約が取れる1番早い日にちでお願いします。」
10/10(火)朝一にMRIと血液検査をして、10/11(水)にMRIの結果も含めて病名を聞くことになりました。
わたしは正社員フルタイム勤務です。この時期から通院で仕事を休むのが多くなってしまったこともあり、上司には病名含む現状の報告をしたような気がします。
次回はMRI検査とコルポの結果について書きます。
検査!医師と看護師のバトル勃発!
やっと健康診断の二次検査を受けたわたし。そこでもやはり異形成の結果が出ました。
訴えはじめたわたしの子宮! - アラサーの子宮頸がん闘病記録
紹介された大きな病院(A病院とします)。
9月の初旬に受診しました。
A病院の第一印象は、院内が暗い!!なんかアナログ!!とあまり良い印象ではなく。。更に少し通いづらい場所にあったんです。
院内の暗さ(照明も雰囲気も暗かった)にビビりながら初回の診察をしました。
まずは細胞診。
3箇所くらいから採取してた気がします。これは痛かった!!
採取の瞬間が痛いというより、検査のためにお股を広げる器具?が痛いんです。これって先生の腕次第なのでしょうか。使ってる器具によるのかな。A病院での検査はこの器具がいつも痛くて、通うのが億劫でしたね。
あと、先生と看護師さんの連携がイマイチで。看護師さんが先生に怒り気味で「どこから順に取るんですか!」「これは何に使うんですか!」とかなんとか言ってる。カーテン越しにその会話が聞こえる。わたしは既にお股を開いてスタンバイしてる。とっっても不安でした!!笑
先生と看護師さんはそれぞれ良い方でした^ ^ただカーテン越しにその会話を聞くのは不安になるのでやめて欲しかったです。笑
「この病院で手術したくない。絶対したくない。」と強く思ったのを覚えてます。
検査後はじめてのタンポンをして、帰宅。
検査結果は2週間後にわかるとのことで9/27に予約をとってこの日は終わり。
運動は止められましたが、ジムに行って肩の筋トレをして帰宅しました。
次回はコルポスコピーについて書きますね^ ^
日プとハロプロと。
今日は趣味のお話。
実はわたし、ハロープロジェクトが好きな所謂ハロヲタなんです。
そんなわたし、今回の日プ(produce 101 JAPAN the girls)どっぷりハマりました!!はじめて鯖番とやらを最初から最後まで観ました。それは、元ハロプロの笠原桃奈ちゃんが出演していたから。
癌発覚後1度目の入院のときは日プに元気をもらいました。ベッドでゴロゴロしながら日プの動画ずーっと観てました。笑
そして昨日12/16、笠原桃奈ちゃんのデビューが決定。
桃奈、本当におめでとう!!!
実は今日(12/17)からまた入院してるんです。
ちなみに明日は手術です。
今回の入院も日プの動画を観て元気をもらいます!!日プのみんなから元気をもらえるので、手術も頑張れそうです!🫶
とりあえずいまは目の前にある下剤を飲み干すことを頑張ります!!(下剤って美味しくないね)
訴えはじめたわたしの子宮!
そんなこんなで、D判定をたたきつけられた後も病院に行くことなくいつも通りの日々を過ごしておりました。
異変が起きたのが2023年7月。
わたしには珍しく不正出血がありました。でも1日だけだったので「排卵日かな?」としか思わず。(もともと生理不順でもなく不正出血もありませんでした。生理痛は重いほうでした。)
次の異変は2023年8月。
不正出血が1週間ほど続きました。しかも軽い鈍痛もある。さすがのわたしも焦ります!!焦ったわたしはここにきてやっと婦人科の予約を取ります!!
まず健康診断をした病院に予約の電話をしました。しかしそこで「直近は予約が埋まっているのでうちの病院では少し先の日程しか予約ができない」「すぐにでも検査を受けた方が良いので別の病院を予約して早く受診してください」と。
ここでやっと事の重大さに気づいたわたし。でも気づけてよかった。このとき行動してよかった。身体に起きた異変を無視しなくてよかった。本当にそう思います。
8/9の朝に会社の近くの婦人科を受診。
検査結果が確認できるのが8/21。
病院での診察&結果説明は8/22。
(診察日より前にオンラインで結果が確認できました。)
結果が分かるまでの間はドキドキしていたのを覚えています。
結果は”CLASS3/AGC(腺異形成)”
先生は「まだお若いので癌でない可能性が高いですよ」と言ってくれましたが、詳しい検査をするべきとのことで大きな病院を紹介されました。
わたしは今回、不正出血という異変があったので危機感を持つことができました。
ただ子宮頸がんは異形成の時期は自覚症状がほとんどなく少し進行してから症状が出ると言われています。
若いころからの婦人科検診の大切さを、このブログを通して皆さんに伝えていければ嬉しいです。
健診結果を受けて
前の記事では癌発覚のきっかけを書きました。
今回は健診結果を受けてわたしがとった行動を綴ります。
わたしの経験がいつか誰かのお役に立てば嬉しいです。
結論から言うと、わたしは再検査を受けませんでした!!
癌の検診でD判定(要検査)が出たのに、気にも留めませんでした!!
もう。。あの頃の私を叱りたいですね。
検診結果が"異形成"だったんです。
「異形成?良い結果ではないけどそんな悪くもないだろう」
「何の症状もないしまだ30代だし平気でしょ」
「土日の休みが病院で潰れるのは嫌だし、有休支給されたらそれを使って病院にいこう」
こんな気持ちでいたので、このあと5ヶ月も放置することになります。検査結果をなかったことにして日々を過ごしておりました。認識が甘かった。あまりにも楽観的でした。
じゃあどうやって癌とわかったのか?これは次の記事に書きたいと思います。
このブログを読んでくださった皆さん。健康診断の結果が悪ければすぐに病院を受診しましょう。仕事が忙しいとか休みが少ないとか、その気持ちも凄くわかりますが、何よりも身体を優先しましょう。若いから平気!なんて、そんなことはないです。
ぜひわたしを反面教師にしてください!!